サマーゲレンデでのトレーニング報告

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6/10の第一回東海北陸ブロック・ピスラボトレーニングに参加されたコーチからトレーニングレポートが届きました。



行事名: 東海北陸ブロック行事『30daysピスラボトレーニング』(BPTR)
日時: 6/10(日) 8:15~15:00
天候: 曇り~小雨
場所: ウイングヒルズ白鳥スキー場(岐阜県郡上市)
講師: 井上春樹氏(岐阜県スキー連盟)、その他ブロック内アシスタントコーチ(AC)
参加者数: 全体で約20名程度…小学生7名程度、中学生15名程度
…静岡県選手は2名、アシスタントコーチ3名

---前置き-------------------
このオフシーズンから開始された本行事は、「オフシーズンの間に約30日程度を掛けて基礎的な滑りを
繰り返し練習し、【正しいカービングターン】に繋げる」という主旨で開催されるものです。
また、もう一つの目的として、高額なトレーニング費用が必要となる海外遠征や長期間の国内合宿などに
参加しなくても(経済的負担を抑えて)レベルアップできるようなアルペンスキーのトレーニング環境を整え、
東海北陸ブロック全体のユース選手(今後のシニア選手)の競技力を向上させるという目的もあります。

トレーニングの内容としては、単純に滑走日数や滑走距離を稼ぐためにフリースキーをしたり、
ゲートだけを滑り続けるるようなものではありません。一本滑るたびに、コーチからアドバイスを
もらうことを繰り返し、少しずつ、理想の滑りに近づけていくという「地道」なトレーニングです。

「地道」ではありますが、ユース選手であれば1日参加するだけで確実に滑りが変わります。
しかし、1日だけで間隔が空いてしまうと滑りが「元に戻って」しまいます。
元に戻さないためには繰り返しこのトレーニングに参加して、同じことを繰り返し、
「正しい滑り」を身に付ける必要があります。

ほとんどのユース選手は平日は学校での勉強や部活、塾通いなどもをおろそかにはできません。
そのような時間の制約での中で、スキーでのレベルアップを目指しているはずです。

そのためにはオフシーズンの休日に「少しずつ、回数をたくさん繰り返し」て「正しい滑り」を身体に
染み込ませ、シーズンインした時に、前のシーズンとは違った滑りができるように「準備」していく必要があります。
非常に根気が必要な作業(トレーニング)ですが、結果的にはこれが近道になるはずです。

この『30daysピスラボトレーニング』はそういったトレーニングです。

しかも、これはユース選手の中でも小学校5年生~中学1年生ぐらいの間に、このようなトレーニングを
始めるのが理想です。始めるのが早ければ早い方が「正しい滑り」が身に付き易くなるからです。

オフシーズンに「正しくない滑り」でピスラボや乗鞍を何本滑っても、悪いクセが染み付くだけで意味がありません。
フリーで「正しくない滑り」の人は、いくらゲートを滑っても速くなりません。
どちらも「滑っていないよりはマシ」ですが、時間の無駄は大きいです。

是非、ご検討頂き、この『30daysピスラボトレーニング』に多数の選手が参加されることを期待しています。
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---トレーニング報告---------
<詳細なトレーニングの内容・雰囲気は下記のビデオを参考にしてください>
コーチ撮影ビデオ…"EJIMA"フォルダの下です。
https://drive.google.com/drive/folders/1iJ7oDl19RpiQ_RrlRL2M5y9e-mjmgta0?usp=sharing

今回のトレーニングではまず最初に屋内でバランスボールを使った「基本姿勢(基本ポジション)」と
「上下と横への基本的な動作」の練習方法を教わりました。今後、このトレーニングに参加したときは
ゲレンデを滑る前に、各自で(バランスボールを持参して)この練習を行ってから、
ゲレンデでのトレーニングを開始することになります。

その後、ゲレンデでは、「身体全体を使って外脚にしっかり乗る」ことをプルークボーゲンや
開き出し動作(シュテム動作)の滑走、斜滑降などで繰り返し練習しました。

その際、下記の点がきめ細かく指導されていました。

・正しい「基本姿勢」ができているか?
・正しい「足首・膝・股関節の曲げ伸ばし」ができているか?
・背中が丸くなっていないか?
・腕の位置、肩・腕の脱力。
・目線の高さ。

参加選手のレベルとしては、既に、毎年ピスラボを滑り込んでいるような選手から、
ピスラボが初めてという選手まで千差万別で、グループとしては2つに分けられましたが、
トレーニングメニューとしてはほぼ同じでした。

どの県の選手であっても、朝の一番最初の滑りと夕方のトレーニング終了時の滑りは確実に変化して
「正しい滑り」に近づいていたようです。でも、今後、間隔が空いてしまうと、元の滑りに戻ってしまいます。
是非、今回のトレーニングの記憶が新鮮なうちに、間隔を空けずに次のBPTRに参加し続けて頂きたいと思います。

トレーニング全体の雰囲気としては、他県のコーチの方々も優しいので馴染み易いです。
同年代の選手も多いので、回数をたくさん参加することで、自然と他県の友達も出来ると思います。

なお、上記のバランスボールを使った練習は自宅でもできるはずです。
毎日、少しずつ(5分程度でも)このバランスボールを使った練習を繰り返してください。
(その際はご家族で "正しい「姿勢」と「動作」" になっているかどうかをチェックしてあげてください)
この「基本姿勢」と「基本的な動作」を室内で身に付けていれば、必ずゲレンデの滑りも変化してくるはずです。
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追記
そして何よりも県外にもたくさんのジュニアアルペンレーサーの友達ができます。
多くのトップレーサーを育てた東海北陸ブロックですから未来のワールドカップレーサーだっているのかもしれません。
第2回、第3回・・からの参加だって遅くありませんよ。
毎回の参加でなくても・・・・。



『 夏でも頑張っています。 静岡県ジュニアスキーレーサーズ! 』




by big_white | 2018-06-15 09:14 | アルペン情報

静岡県ジュニアアルペンの応援ブログ
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